特別養子縁組で家族になった一家の話
“うさぎママ”著書の「産めないから、もらっちゃった! 」が、2012年10月26日に発売となります。
“うさぎママ”は、24年前に「特別養子縁組」で、女の子(アンさん)を迎えました。不妊治療を始めてから12年後のことです。
本書では、不妊に悩んだ独身・新婚時代のこと、養子を迎えたいと思ったこと、生後40日の娘・アンさんと出会ったこと、真実告知について悩んだこと、大人になったアンさんの今だから話せる本音もたくさん紹介されています。
(メタモル出版「産めないから、もらっちゃった! 」10月26日発売)
日本では馴染みのあまりない養子縁組
朝日新聞の特別記事「養子大国アメリカのいま」によると、正確な統計はないそうですが、米国では、年間約年間12万件以上の養子縁組が成立し、そのうち公的な里親制度のもとにいる子が縁組されるケースは約5万人。
一方日本では、10組に1組は不妊に悩んでいると言われながら、6歳未満の子が対象の特別養子縁組の場合、年間300件前後しか成立しておらず、その成立件数は、横ばいのままという状況です。
この状況について、「産めないから、もらっちゃった! 」の出版社「メタモル出版」では、
多くの日本人の「血縁を重んじる考え方」や「養子への偏見」が幸せな親子の誕生を妨げている一因かもしれない。
と述べつつ、
本書によって、こんなにも幸せな親子がいることを知っていただけたら幸いです。
そして、子どもたちの幸せを考えるきっかけにしていただければと思っています。
とコメントしています。
「もらっちゃった」と言う書き方が気になる方は
まずは、「まえがき」を、ぜひ読んでみてください。「もらっちゃった」と言う書き方に、驚いた方もいると思いますが、そこにはちゃんと“うさぎママ”の思いが込められているのです。
アンが、たまたまほかの人のお腹に宿っただけで、それ以外は本当に平凡なメイプル家
と言うコメントを読むと、養子縁組に対する壁が、低くなる気がしませんか?
産めないから、もらっちゃった! [単行本]
【出版社】
メタモル出版
【著者】
うさぎママ
【発売日】
2012年10月26日
【価格】
1470円
・ISBN-10: 4895958345
・ISBN-13: 978-4895958349

メタモル出版 産めないから、もらっちゃった!
http://www.metamor.co.jp/syuppanbu_index.htmlまえがき
http://www.metamor.co.jp/maegaki/umenaikara.htm朝日新聞 GLOBEデジタル
[第2回] 養子大国アメリカのいま
http://globe.asahi.com/feature/111106/side/01_02.html