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BPAに気をつけて 妊婦にも胎児にも影響

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BPAに気をつけて 妊婦にも胎児にも影響

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アメリカではすでに新生児用品で使用禁止に
ビスフェノールA(BPA)を知っていますか?すでに、心臓や血管の病気、流産、乳がんなどにも影響すると警告されている成分です。この7月にアメリカではすでに、食品衛生局からほ乳瓶や赤ちゃん用のカップにこの成分が含まれることを禁止しています。

ビスフェノールA
BPAはプラスチック製品の可逆剤、感熱紙、歯の詰め物などに含まれています。今回カリフォルニア大学の研究チームによって、BPAはエストロゲンに似た作りを持っていて、甲状腺ホルモンに変化を及ぼすため、妊婦さんや小さな赤ちゃんに何らかの影響があるという、気がかりな報告が行われました。

甲状腺との関係、妊婦さんへの影響が明らかに
甲状腺は、赤ちゃんや子どもの成長や認識の発達を司ります。しかし、これまでBPAと甲状腺の関係はあまり明らかではありませんでしたが、今回の調査で、関連性が認められたと共に、妊婦さんへの影響について初めて明らかにされた研究ともなりました。

調査に参加した、95%の妊婦さんたちの尿から、BPAが検出されているそうです。また、胎盤や羊水からもこの成分が検出される妊婦さんが多く見られたそうです。

この人たちの甲状腺ホルモンのレベルは、正常範囲内ではありましたが、妊婦さんでも、男の赤ちゃんでも、ホルモンレベルが低めになっていたそうです。ただ、今回の調査では、女の子と男の子でどうして差が出たのかを突き止めるには至らなかったそうです。

すでに、BPAに関する様々な研究が計画されており、今後私たちの体に及ぼす影響が次々と明らかになってくると見られています。今一度、普段使っている食器などを見直してみる方が良さそうです。

外部リンク

Environmental Health Perspectives ; Maternal Urinary Bisphenol A during Pregnancy and Maternal and Neonatal Thyroid Function in the CHAMACOS Study
http://ehp.niehs.nih.gov/2012/10/ehp-1205092/
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