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母乳で育った子どもはウツになりにくい  ドイツ

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母乳で育った子どもはウツになりにくい  ドイツ

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母乳育児がうつ病発症率を下げる
9月10日付、英インターネット情報サイトMailOnlineによると、ドイツの研究者らが調査した結果、母乳で育った子どもは、大人になってからうつ病を発症する確率が低いことが判明した。
うつ病
(Photo by iandethby/嫁出産 - ママお疲れ様)

心が健康な方の7割超が母乳育児
研究員らは、精神病棟に入院している、うつ病の患者52人(平均年齢44歳)と精神病を全く患っていない106人の成人を比較調査。2週間を超える日数を母乳で育った人を母乳育児と定義した。

結果、うつ病の患者のうち46%が母乳育児だったのに対し、全く精神病を患っていない人は、その73%が母乳育児で育っていたことが分った。

母乳育児とうつ病の関連性を示す4つの理由
研究者らは、母乳育児とうつ病の関係が、直接的な因果関係にはならないとしつつも以下の4点を指摘した。

(1)母乳で育てた母親は、子どもに対してその後も継続して愛情を注いでいた可能性が高い。そのため、子どもが大人へと成長した時に、うつ病を発症しにくいことに繋がっているのではないか。
(2)母乳育児をすることで、子宮収縮ホルモンのオキシトシンが母体に放出される。このホルモンは、母親のストレスを抑える作用がある。
(3)乳には、うつ病になりにくい成分が含まれている可能性がある。
(4)母乳育児は、高血圧の発症を下げる可能性があり、うつ病の発症率低下と関連性があるのではないか。(渡邉充代)

外部リンク

MailOnline
http://www.dailymail.co.uk
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