食事やライフスタイルの改善
ライフスタイルに関する情報をまとめたウェブサイト「examiner.com」が先月、自然に「妊娠力」をアップさせるための9つの方法を紹介する記事を掲載しました。
近年、不妊に悩むカップル・夫婦が増えているようですが、不妊を解決できるのは体外受精などの近代医療のみとは限りません。食事やライフスタイルをちょっと改善してみるだけで、「妊娠力」が大幅にアップする可能性もあるのです。
9つの方法とは?
それでは、自然に「妊娠力」をアップさせるための9つの方法を見ていきましょう。
1:健康な食生活で血糖値を正常に最近行われた調査によって、グルコース感受性に悪影響を与える食生活は、妊娠力にも悪影響を与えるということが明らかになりました。妊娠を望む人は、野菜・複合炭水化物・たんぱく質をたくさん摂って、血糖値を正常に保つことが大切です。
2:脱脂乳や無脂肪乳を使った乳製品は避ける牛乳の脂肪分には女性ホルモンが含まれていますが、脂肪分を取り除くことでそれらのホルモンも失われてしまいます。脂肪分をなくした牛乳には男性ホルモンと性に関係のないホルモンだけが残っているため、その不均衡さが排卵に悪影響を与える恐れがあります。
3:胃腸を健康に保つ妊娠力には、胃腸の状態も密接に関わってきます。True North Healthcare Centerの医師であるBethany Hays氏によると、「免疫系と胃腸は、相互作用の関係にある。妊娠したければ、胃腸の状態を落ち着かせなければならない」とのことです。
4:ヨガに挑戦してみる多くの不妊専門家が、ヨガに挑戦することを勧めています。ストレスをやわらげ、体内の炎症を鎮め、女性の排卵周期を整える効果があるためです。
5:なるべくストレスはためないように慢性的なストレスは、コルチゾールというホルモンの増加につながってしまいます。このコルチゾールは、子宮の状態を整え、妊娠を促すプロゲステロンというホルモンのバランスを崩してしまうのです。
6:毎月の排卵周期を把握しておく1人の女性として、自分の排卵周期を知り、最も妊娠しやすい時期はいつなのかを知っておくことは非常に重要です。
7:卵胞刺激ホルモンに惑わされない多くの欧米の医師は、「卵胞刺激ホルモンの高い値」と「卵巣機能の低下」を結びつけます。しかし、医師のBrandon Horn氏によると、「生殖機能に影響を与え、不妊の原因となる問題が、実は全然別の点にあったということはしょっちゅうある」とのことです。
8:鍼治療を試してみる鍼治療によって、体外受精治療中の女性の受精率と出生率が上がったというデータがあります。子宮内膜を厚くし、排卵を促すことができるとのことです。
9:サプリメントも大きな味方にビタミンB複合体、オメガ3脂肪酸、コエンザイムQ10などのサプリメントには、妊娠力をアップさせるのに役立ちます。さらに、赤ちゃんの先天性異常を防ぐ効果もあるそうです。服用開始する前には、念のため医師に相談しておきましょう。
妊娠しやすい健康な体づくり
いかがでしたでしょうか?どれも納得のアドバイスですね。なかなか妊娠に至らないからといって、すぐに近代医療に走るのではなく、まずは「妊娠しやすい健康な体づくり」を始めることが大切なようです。
確かに、健康な赤ちゃんを産むには自分が健康でなくてはいけません。まずは、食生活の改善から始めてみてはいかがでしょうか?

Fertility: 9 healthy ways to that bundle of joy
http://www.examiner.com/article/