元気の源「CoQ10」は酸化ストレスを抑える作用も!
最近よく耳にする「CoQ10」ですが、「CoQ10」は、細胞を元気にする働きがあり、私たちの細胞には必要不可欠な物質です。
しかし、加齢やストレス、喫煙などにより減り、さらに不足しやすい物質でもあります。「CoQ10」が不足すると細胞の機能が低下し、細胞の機能の低下は、臓器や器官の働きの低下につながり、様々な病気を引き起こす原因にもなります。
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「CoQ10」で、精子も元気いっぱい!
「CoQ10」は、男性の原因不明の精子無力症に有効であるとされていますが、第12回日本抗加齢医学会総会では、獨協医科大学越谷病院泌尿器科の小堀善友氏による「男性不妊症患者に対する高容量コエンザイムQ10療法は精子の運動率を高める」という発表が行われました。
小堀氏の研究では、男性不妊患者に1日当たり、コエンザイムQ10を120mg、ビタミンC80mg、ビタミンE40mgを摂取させたところ、精子運動率と精子濃度が上昇するという結果が出たそうです。
「CoQ10」は、美肌や冷え性、むくみを改善し、女性特有の悩みに効果的であることが分かっていましたが、今回の発表で、改めて「CoQ10」が男性不妊患者にとって、効果的であることが分かりました。
どうやって「CoQ10」は摂取したらいいの?
今日から毎日「CoQ10」を摂取したいところですが、「CoQ10」が豊富に含まれている食べ物は、牛肉やイワシ、ほうれん草やピーナツ、ほうれん草。体の健康を維持し、老化を防止するには、1日の摂取量は、30~60mgが良いとされています。でも、これだけの量を食事から摂るのは、大変なので、サプリメントを上手に利用して摂取をしましょう。
「CoQ10」は、食後に摂ることが良いとされています。「世界初のCoQ10メーカー 日清ファルマ」によると、空腹時に摂るとほとんど吸収されないので、食事時に摂る習慣をつけ、毎食ごとに1日3回の摂取がお薦めであるとし、もし忙しくて1日1回しか摂れないという場合は、活動を始める朝(朝食後)に摂るのがよいとしています。

科学技術総合リンクセンター
「男性不妊症患者に対する高容量コエンザイムQ10療法は精子の運動率を高める」
http://jglobal.jst.go.jp/public/世界初のCoQ10メーカー 日清ファルマ
http://www.coq10.jp/index.html