8%の妊婦が飲酒をやめられない現状
7月19日付、米医療系情報サイトbabycenterによると、なんとアメリカの妊婦13人に1人(妊婦全体の約8%)は、習慣的に飲酒をしているという驚きの結果が、米厚生省疾病対策センターにより発表された。
画像提供:足成
35歳~45歳の妊婦さんの高い飲酒率
この妊活サイトで何度も取り上げられている妊娠中の飲酒の危険性。しかし一方で、分かっちゃいるけどやめられない現状が、数値となって明らかになった。
今回調査対象となったのは、2006年から2010年までの妊婦約14,000人と非妊婦330,000人。年齢層は18歳から44歳。詳細な結果は、以下の通りだった。
習慣的な飲酒がある
妊婦 8%(13人のうち1人)習慣的な飲酒がある
非妊婦 51.5%習慣的な飲酒がある
大卒の妊婦 10%習慣的な飲酒がある
有職妊婦 9.6%習慣的な飲酒がある
白人の妊婦 8.3%習慣的な飲酒が
特に多い年齢層 35歳~44歳(14.3%)飲酒量と飲酒頻度と学歴の関係
今回の調査で、学歴が低い妊婦ほど、飲酒依存から抜けれない実態も浮き彫りになった。高卒では宴会を1ヶ月に3~4回開催、1回の宴会につき6~7杯を飲酒。中卒では宴会を1ヶ月に2~3回開催、1回の宴会につき5~6杯を飲酒。大卒と比較して、非常に大きい数値となった。
妊娠中の飲酒は、出産異常や子どもの発達障害につながる確率を高くすることが、各種研究で明らかになっている。くれぐれも妊娠中の飲酒行為は自制願いたい。(編集部翻訳担当 渡邉充代)

babycenter
http://www.babycenter.com