代理母の手術が合法化は2002年
6月2日に放送された韓国KBS2「世界は今」で、インドの代理母事業の実情が報道された。世界保健機構(WHO)によれば、地球上で不妊で悩む夫婦は、約800万組に達するそうだ。
こうした夫婦のなかには代理母の手術を選び子どもを授かる人もいる。代理母というのは、正常に子どもを持つことはできない夫婦の精子と卵子を人口受精させたあと、他の女性の子宮に着床させて育てることだ。
インドでは2002年に代理母の手術が合法化された以後、約500余りの専門の病院が世界中の人を対象に営業をしている。
世界の多くの国家では、生命を対象に物質的取引をするという理由で代理母の手術を不法と見なしている。
パッケージ商品まで登場!
しかしインドでは、500余りの代理母の手術専門病院が合法的に営業をしているのが現状。一部の病院ではブローカーを置いて、代理母の紹介から出産までの全過程を管理・監督したりもしている。妊娠期間の間、代理母らを隔離して食生活と運動などを管理するパッケージ商品まで登場した。
代理母となったインド女性が、子宮を貸す代償として受け取るお金は約100万円ほどだ。米国の代理母の半分にしかならない金額だが、インドの貧困層の10年分の賃金とほぼ同じ金額。そのため代理母たちは、かなり積極的に代理母の提案を受ける場合が多い。
受け取ったお金は、子どもの教育費や家の資金となる。インドでは、「代理母」は、りっぱな商売として確立されているようだ。

KBS
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