うっすらラインにドキドキするのは世界共通
妊娠検査薬の結果を見るのは、かなりドキドキするもの。そんなときに、判定線がうっすらと見えることがあります。いったい妊娠してるのか、してないのか?判断に苦しみますし、もう一度検査をしなければならなくなります。
このうっすらラインに惑わされるのは、海外の女性も同じようで、先日、アメリカの女性向けサイト、World Of Femaleでは、薄い線の原因となる要素がまとめられました。
家庭用の妊娠検査薬では、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(HCG)と呼ばれるホルモンと反応して色が変わるようになっています。この検査では、陽性なのに誤って陰性の結果が出る「偽陰性」になることがありますが、その逆はほとんどありません。
原因はHCGの不足
うっすらラインには、HCGの不足という共通した原因があります。例えば妊娠初期で、まだ十分な量のHCGが作られていない、多量の水分を摂った後の薄まった尿で検査した、などがあげられます。
実際のところ、このうっすらラインは、妊娠検査薬の精度が上がって、ごくわずかなホルモンにも反応するようになった昨今、報告が増えているそうです。このメカニズムを理解して、正確な検査結果が得られる条件をそろえるようにしましょう。
周期を把握して、検査のタイミングを計るのが大切
不正確な判定をしないためには、やはり基礎体温をつけるか、少なくとも周期を自分で記録しておくのが一番です。排卵日が分かっている場合、このあと高温期の2週間とプラスの1週間を見れば、ほとんどの妊娠検査薬で正確な結果がでます。
ただし、妊娠検査薬はあくまでも、HCGに対して反応するもので、子宮外妊娠などでも陽性の結果が出ます。尿検査で陽性が出たら、機会を見て産婦人科医に超音波などで確認してもらうようにしましょう。

World Of Female ; Faint Line on Pregnancy Test: Common Home Pregnancy Test Problems
http://www.worldoffemale.com/faint-line-on-pregnancy-test/