健康な夫婦。それでも子宝に恵まれない!!
2012年4月25日『ザ!世界仰天ニュース』で放送された奇跡の命スペシャルで、私たちが日常で口にするある食材を使った不妊治療が紹介されました。
それは、イギリスの小さな町で暮らす女性リアン・ブラックウェル夫婦が子宝に恵まれたお話です。
彼女たちは、夫婦とも健康にまったく問題がなかったにもかかわらず、結婚から2年。子宝に恵まれず、人工授精と体外受精に試みますが、どれもうまくいかず不妊の原因はわからないままでした。
そんなある日、リアンは同じ境遇の女性が「“鶏の卵黄”を使って妊娠した」と書いているブログを見つけました。
「鶏の卵黄!?」と最初は半信半疑だったリアンでしたが、同じような情報はイギリスだけでなくアメリカなどからも多く寄せられていることにリアンは、可能性があるならと卵をたくさん食べてみることにしました。
卵を食べはじめてから、リアンは・・・!?
一方、夫は、このところ落ち込んでいた妻・リアンがウワサを知ってから、久しぶりに笑顔を取り戻したことを喜んでいました。
しかし、実際“鶏の卵黄”が妊娠に効果があるのか気になっていた夫は、ひそかにそのウワサの真相を調べてみることにしました。
そこで辿り着いたのが、「イントラリピッド」という栄養剤を使った不妊治療でした。
「イントラリピッド」とは通常、手術などの場合に高エネルギーを供給する薬として使われますが、不妊治療では、受精卵の着床を邪魔する原因となる異常に強くなった免疫を正常化させるために使われます。
妻が目にしたウワサは、「イントラリピッド」に鶏の卵黄の一部の成分が含まれていたために広がったものだったのです。
実際、免疫検査の結果、リアンの免疫は通常よりも強いことが判明し、その後、リアンは「イントラリピッド」を用いた不妊治療をへて体外受精で無事に妊娠、出産することが出来ました。
リアンの妊娠のきっかけとなったウワサの“鶏の卵黄”は、私たちが普段から口にする食品のひとつ。普段の食事から栄養を補うことも妊娠にとってはとっても大切なんですね。

日本テレビ『ザ!世界仰天ニュース』ホームページ
http://www.ntv.co.jp/gyoten/index1.html