Google+
妊活・卵活ニュース
 妊活・卵活ニュース

名古屋大学 不妊治療に応用が期待される生殖機能のメカニズムを発見

着床前診断
産み分け
カラダ
不妊治療
社会
書籍
その他
新着ニュース30件






























名古屋大学 不妊治療に応用が期待される生殖機能のメカニズムを発見

このエントリーをはてなブックマークに追加
排卵と脳神経の関係が始めて解明される
名古屋大大学院生命農学研究科の束村博子准教授らのグループは、女性ホルモンの一種であるエストロゲンが、脳に働きかけ排卵をうながす仕組みを、マウスを使った実験で明らかにし、2012年4月9日、米科学アカデミー紀要(電子版)に、発表をしました。

これまで、卵巣内で排卵間近に成長した卵胞が、大量のエストロゲンを放出し、脳前方で生殖活動に関わる神経細胞「キスペプチンニューロン」を活性化させることは分かっていましたが、そのメカニズムはわかっていませんでした。

不妊治療
不妊治療の改善につながる発見
束村博子准教授らは、排卵間近なマウス20匹と、そうでないマウス20匹の脳の中の変化を観察。すると、排卵の間近なマウスは、女性ホルモンのエストロゲンが分泌されると、脳の神経細胞に含まれる「ヒストン」と呼ばれる特殊なタンパク質が、活性化することがわかりました。

また、排卵間近のマウスは、そうでないマウスに比べて、活性化して変化した「ヒストン」の量が数十倍に増え、排卵を促すさまざまなホルモンの分泌量も増えていたそうです。

この実験を行った束村博子准教授は、
卵巣から分泌される女性ホルモンが直接脳に働きかけ排卵を促す仕組みを明らかにした。家畜や人における生殖障害の根本治療につながる成果と考えられる

とコメントをしています。

外部リンク

NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120410/k10014338251000.html

名古屋大大学院生命農学研究科 生殖科学研究分野
http://web.me.com/uenoyama3/ReprodSciLab/Home.html
Amazon.co.jp : 不妊治療 に関連する商品
  • 凍結融解胚移植では移植時間が短いほど出生率は高い(6月9日)
  • PCOSを伴わない女性不妊ではインスリン感受性と体外受精結果に関連性がある(6月3日)
  • 遺伝子情報を考慮すると体外受精成功率は向上する(5月19日)
  • 調節卵巣刺激法の周期数と新鮮胚移植の結果に関連はない(5月12日)
  • 精漿中のオステオポンチン濃度は精子無力症のバイオマーカーとなる(5月5日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    妊活基本情報



    お問い合わせ