当事者団体の理事長が執筆
「yomiDr.(ヨミドクター)」で連載中の「いつか赤ちゃんに会いたいあなたへ」が、2020年11月19日に更新された。
「yomiDr.」は、読売新聞が運営する医療・健康・介護情報の総合サイト。
「いつか赤ちゃんに会いたいあなたへ」は「NPO法人Fine」の松本亜樹子理事長による連載コラムで、多くの当事者の声を紹介しながら不妊をめぐる社会環境や制度面の課題、夫婦のありかたなどを考えていく内容となっている。
「NPO法人Fine」は、2004年に設立された不妊体験をもつ人たちのセルフ・サポートグループ。
国際コーチ連盟のプロフェッショナル サーティファイドコーチ資格を取得している松本理事長は「Coach A.M.」の代表としてコーチング・研修・講演などのほか、妊活コンサルティングも手がけている。
夫婦で話し合って現状と向き合おう
「いつか赤ちゃんに会いたいあなたへ」今回更新分のテーマは「どうしても解せない言葉『うちの妻が不妊で』不妊はカップルの問題なのに」。
記事では結婚5か月後に不妊治療をはじめた女性(30代)の事例を紹介。前妻との間に子どもがいる夫は女性に問題があるかのようないいかたをしていたが、しぶしぶ検査を受けたところ男性不妊であることが発覚したという。
松本理事長に不妊体験の打ち明け話をする人たちの中でも、女性は夫の名誉を気にしながらこっそり打ち明けることが多く、男性は「妻が不妊で」などと自分に原因はないかのようないいかたをすることがあるという。
原因がどちらにあっても不妊は「夫婦の問題」であり、記事では不妊を「自分ごと」として夫婦で話し合いながら向き合うことをすすめている。
(画像はyomiDr.より)
(画像はNPO法人Fine公式ホームページより)
(画像はCoach A.M.公式ホームページより)

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