不妊治療経験者と医療従事者が対象
医療関係者向け領域専用サイト「Find FERRING」を運営するフェリング・ファーマ株式会社が、不妊治療経験者と医療従事者(医師・看護師)を対象に行った意識調査の結果を2020年06月22日付けのプレスリリースで公開した。
不妊治療経験者の意識調査は、2020年4月24日から2020年4月27日にかけて実施。不妊治療経験のある女性1000人(20歳から49歳)が対象となった。
医療従事者の調査は2020年4月13日から4月27日にかけて実施。「Find FERRING」の会員(医師66人・看護師13人)が対象となっている。
半数以上の人が「情報が不十分」だと感じている
調査結果によると、不妊治療経験者のおよそ6割が日本では生殖医療に関する情報が適切に提供されていると思っていないと回答。生殖に関する情報を知るべき年齢についての質問に対しては、8割以上の人が20代後半までに知るべきだと回答している。
「妊娠・出産に関する情報について早く知っていた場合、何か行動を起こしていたと思いますか」という質問に対しては、およそ9割の人が「何かしらの行動を起こしていた」と回答。具体的な内容については「妊娠に関わる体の機能の検診を受ける」という回答が最多だった。
医療従事者向けの調査でも、55.7パーセントが「性教育の情報が不十分」であることを課題に感じていると回答。
患者が持っている情報の量については90.1パーセントが「多い」「とても多い」と答えているが、情報の質が「高い」「とても高い」という回答は65.8パーセントにとどまった。
(画像はフェリング・ファーマ株式会社のプレスリリースより)
(画像はフェリング・ファーマ株式会社公式ホームページより)

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