およそ7割が出産・子育てをしづらいと回答
公益財団法人1more Baby応援団が 2020年4月に実施した「夫婦の出産意識調査2020」の結果を2020年5月28日付けのプレスリリースで公開した。
「夫婦の出産意識調査2020」の調査実施期間は2020年4月8日から4月16日まで。
4月8日から4月10日までは事前調査で、4月10日から4月16日までが本調査となっており、既婚者2954人と、自身および配偶者が不妊を検討・経験したことがある人(844人)が調査対象となっている。
日本は子どもを産みやすい国に近づいているかどうかという質問に対しては、回答者の70.4パーセントが「あてはまらない」「どちらかといえば、あてはまらない」と回答。
子どもを育てやすい国に近づいていると思うかという質問に対しても69.5パーセントが「近づいていない」と回答している。
子どもを産みやすい(育てやすい)と思わない理由については「社会制度が整っていない」(75.7パーセント)「給与が低い」(59.5パーセント)「保育・学校にかかるお金が高い」(58.1パーセント)などの回答があった。
妊活の取り組みは「禁酒」「温活」「軽い運動」が人気
不妊治療未経験者の妊活に関する調査結果によると、女性が妊活中にはじめた取り組みは「禁酒」(22.2パーセント)が最多。
男性は「ストレッチやジョギングなどの軽い運動」(15.6パーセント)が最多で「禁酒」は第2位(10.1パーセント)という結果となった。
また、女性の回答2位である「温活」の内容については「湯船につかる」が最多(74.5パーセント)。そのほか「腹巻きをする」「運動やストレッチをする」「白湯や生姜湯など温かい飲みものを飲む」などの回答があげられた。
(画像は公益財団法人1more Baby応援団のプレスリリースより)
(画像は公益財団法人1more Baby応援団ポータルサイトより)

公益財団法人1more Baby応援団のプレスリリース/PR TIMES
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