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新型コロナウイルス感染症は胎盤血流に異常を生じさせる

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新型コロナウイルス感染症は胎盤血流に異常を生じさせる

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妊娠への干渉
ノースウエスタン大学(アメリカ)の研究チームは、「American Journal of Clinical Pathology」にて、妊娠中の女性が新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)に感染した場合、ウイルスにより胎盤血流に異常が生じたと発表した。

妊娠期において、胎盤は非常に重要な役割を担い、母親の血流から胎児の肺・肝臓・腎臓に栄養や酸素を供給し、胎児の老廃物は胎盤へ送られる。また、妊娠している女性のホルモン変化に関与する。胎児にとって、胎盤はベンチレーター(人工呼吸器)であり、胎盤の損傷・異常は胎児の死にもつながる。

新型コロナウイルス感染症
新型コロナウイルス感染症が妊娠中の胎盤に与える影響
研究チームは、2020年3月18日から5月5日に掛けて、妊娠中に新型コロナウイルス感染症に感染し、出産直後の検査にて陽性反応が出た女性16人を対象に胎盤を採取し、分析した。

ヒストリカル・コントロール(歴史的対照)を行い、メラノーマ(黒色腫)の病歴がある胎盤と比較したところ、胎盤が損傷した重大な証拠が認められ、特に、損傷個所では母子間における胎盤血流の異常が示唆された。

一方、妊娠中期の流産1件と妊娠後期の出産1件を除き、子供は満期産にて誕生し、出生児に異常は見られなかった。それゆえ、胎盤に異常が生じたとは予想できず、それ以外では通常の妊娠・出産であった。

研究チームは、小規模調査でデータは限定的であるものの、妊娠中の母親が新型コロナウイルス感染症を引き起こすウイルス「SARS-CoV2」に陽性反応が出た場合、胎盤は機能しなくなると結論付ける。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

AJCP
https://academic.oup.com/

StudyFinds
https://www.studyfinds.org/

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