再生医療関連企業と健康総合大学が協力
セルソース株式会社が、順天堂大学と共同研究契約を締結したことを2020年5月13日付けのプレスリリースで公表した。
再生医療の産業化推進を目的として2015年11月30日に設立されたセルソース株式会社は、再生医療を提供する医療機関への法規対応サポートと再生医療関連事業を展開。
豊富な実績をもとに医療機関が安心して利用できけるサービスの提供と研究・技術開発につとめている。
順天堂大学は6つの学部・3つの研究科・6軒の附属病院からなる「健康総合大学・大学院大学」として国際レベルの社会貢献と人材育成を進めている。
卵巣機能不全の改善が目的
今回締結された共同研究は卵巣の機能そのものに着目したもので、年齢もしくはその他の要因による卵胞数の減少や卵子の質の変化を改善することが目的となっている。
PFC-FDもしくはエクソソームを卵巣内に投与することで卵胞発育誘導や卵子機能改善法の開発をめざすという内容。
血液から作製されたPRP(多血小板血漿)をパウダー状に調整したPFC-FDは、成長因子の濃縮・無細胞化・フリーズドライの処理がほどこされている。
エクソソームは、生体の細胞から分泌される小胞で細胞間の情報を伝達する役割があり、細胞に対してさまざまなはたらきをうながす機能を持っており、今回の研究ではPFC-FDの成長因子やエクソソームの機能が卵巣機能不全を改善することが期待されている。
(画像はセルソース株式会社のプレスリリースより)
(画像はセルソース株式会社公式ホームページより)
(画像は順天堂大学公式ホームページより)

セルソース株式会社のプレスリリース/PR TIMES
https://prtimes.jpセルソース株式会社公式ホームページ
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