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MRI検査によって出生前に胎児性アルコール症候群の兆候を検知できる

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MRI検査によって出生前に胎児性アルコール症候群の兆候を検知できる

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妊娠超早期の飲酒の危険性
オレゴン健康科学大学の研究チームは、「Proceedings of the National Academy of Sciences」にて、子宮内の胎児に対して、MRI(核磁気共鳴画像法)を活用して子宮内イメージングを行うことにより、出生前に胎児性アルコール症候群の兆候を検知できると発表した。

今回、妊娠期のアルコール摂取を起因とする胎児脳の発達における最初期の障害が認められた。

胎児性アルコール症候群は先天性疾患であり、妊娠期の母親が習慣的にアルコールを摂取することで生じるといわれる。妊娠超早期は妊娠特有の症状や兆候がなく、女性は妊娠に気付きにくい。しかしながら、女性が自己の妊娠に気付く前であったとしても、妊娠早期の飲酒は危険であると強調する。

胎児性アルコール症候群
妊娠期のアルコール摂取が胎児に与える影響
近年、MRI技術は進歩を遂げ、品質および解像度は向上した。今回、研究チームは、サルを用いた動物モデル実験を行い、MRI検査を通して妊娠期のアルコール摂取(1日あたり4~6杯)が胎児に与える影響を検証し、自己の妊娠を自覚する前の女性の飲酒パターンをモデル化した。

妊娠中の雌ザル28頭を対象に、半数には1日あたり6杯相当のアルコールを与え、妊娠期間中、3回のMRI検査にて胎児脳の発達を測定した。

妊娠・在胎数週135日目と168日目に子宮内の胎児に対してMRI検査を行ったところ、子宮内でアルコールに晒された胎児には、アルコール曝露を受けていない胎児と比べ、脳に機能的な相違が確認された。

胎児がアルコール曝露を受けた期間が妊娠初期のみであったとしても、MRIは、妊娠後期の胎児脳の発達において、正常な機能が損なわれた部位が明確となった。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

OHSU
https://news.ohsu.edu/

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