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母親の子癇前症は子供の精神障害リスクを高める

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母親の子癇前症は子供の精神障害リスクを高める

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母親の子癇前症による影響
アメリカ心臓協会は、「Hypertension」にて、妊娠高血圧症候群、特に子癇前症は、子供のメンタルヘルス状態に悪影響を及ぼすと発表した。

先行研究では、子癇前症が、子供のADHD(注意欠陥多動性障)、自閉症・自閉スペクトラムのリスクを高めると報告されている。今回、母親の子癇前症による素因効果は大きく、子供の精神障害まで影響することが分かった。

子癇前症は、高血圧やタンパク尿が特徴の妊娠合併症である。母親に臓器機能障害(腎臓・肝臓など)を生じさせ、妊娠期の高血圧が深刻化すると子癇に進行し、発作を起こす。母親の子癇前症と重症度は、子供の精神障害・心理的発達・行動障害・感情障害リスクに関連する。

子癇前症
母親の妊娠期の高血圧と子供のメンタルヘルス状態における関係性
研究チームは、母子4743組を対象に、母親の妊娠期の高血圧(慢性的な高血圧、妊娠高血圧症候群、子癇前症、子癇を含む)と子供のメンタルヘルス状態における関係性を検証した。

母親が子癇前症であった場合、子供の精神障害リスクは66%高くなり、深刻な子癇前症の母親から誕生した子供は、精神障害リスクが2倍となった。また、妊娠高血圧に過剰体重・肥満および妊娠糖尿病の条件が加わると、子供の精神障害の累積罹患率は増加することが認められた。

研究チームは、母子の健康を維持するうえで、子癇前症など妊娠高血圧症候群を治療することが重要であると強調する。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

American Heart Association
https://newsroom.heart.org/


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