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産後の精神疾患によって第二子以降の妊娠可能性が低下する

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産後の精神疾患によって第二子以降の妊娠可能性が低下する

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産後の精神疾患による影響
オーフス大学(デンマーク)の研究チームは、「Human Reproduction」にて、第一子の出産後、精神疾患(産後鬱、不安障害、双極性障害、強迫性障害など)を患った女性は、子供を授かりにくく、第二子の妊娠可能性が低くなると発表した。

第一子の出産後6ヶ月以内に産後の精神疾患を経験した女性のうち、第二子を妊娠・出産したのは69%であった。一方、第一子の産後、精神疾患もなく、健康的な精神状態であった女性では、82%が第二子を授かった。

精神疾患
産後の精神疾患と次の妊娠可能性における関係性
研究チームは、1997年から2015年の間にデンマークにて出産した女性414571人を対象に、産後の精神疾患と次の妊娠可能性における関係性を検証した。

産後の精神疾患を患っている女性は約1%であり、内精神薬(抗精神病薬、抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬など中枢神経に作用し、精神機能に影響を与える)の処方箋、産後6ヶ月間における精神科への受診歴より特定した。

産後の精神疾患を患った女性における第二子の出生率は、産後に精神疾患を経験していない女性と比べ、3分の1となった。産後の精神疾患によって入院した女性では、第二子の出生率が半減した。また、第一子が死産であった場合、第二子の出生率は、産後の精神疾患の発症有無に関わらず、相違はなかった。

研究チームは、産後の精神疾患を発症した女性は、特に第二子を望む場合、医師の診察を受ける必要があると強調する。個々の症状に適した治療を受けることにより、再発リスクは軽減できる。

(画像はHuman Reproductionより)


外部リンク

Human Reproduction
https://academic.oup.com/

NEWS MEDICAL
https://www.news-medical.net/

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