プレコンセプションケアの第一人者が解説
「Suits-woman.jp」が、2020年2月24日に「母性内科・荒田尚子先生のプレコン講座8」を公開した。
「Suits-woman.jp」は、株式会社小学館の雑誌「Suits-woman」が運営する女性向け情報サイト。女性に関連したニュース記事のほか、賢人と呼ばれる専門家によるコラム記事や占いなど無料で閲覧可能なコンテンツを多数配信している。
「母性内科・荒田尚子先生のプレコン講座」は、国立研究開発法人 国立成育医療研究センターの荒田尚子先生に取材した記事。将来の妊娠に備えて心身をケアする方法を解説している。
かかりつけの婦人科医をもつことが大切
「母性内科・荒田尚子先生のプレコン講座8」のテーマは「子宮内膜症のリスクにどう備える?」。不妊原因の1つである子宮内膜症について解説している。
記事によると、現代の女性は子どもを産む回数が減っていることもあり戦前の女性に比べて月経の回数が5倍くらいに増えており、これが子宮内膜症増加の原因の1つであるという。
子宮内膜症の予防には低用量ピルが有効だが日本では未だに避妊薬というイメージが強く、記事ではこのことも問題であると指摘。また若いうちからかかりつけの婦人科医をもっておくことも提案している。
荒田尚子先生が国立研究開発法人 国立成育医療研究センター内に立ち上げた「プレコンセプションケアセンター」では、検診と医師や管理栄養士によるカウンセリングが受けられる「プレコンセプション・チェックプラン」を行っている。
(画像はSuits-woman.jpより)
(画像は国立研究開発法人 国立成育医療研究センター公式ホームページより)

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