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出生前フタル酸エステル曝露は子供の脳発達に悪影響を及ぼす

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出生前フタル酸エステル曝露は子供の脳発達に悪影響を及ぼす

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妊娠中のフタル酸エステル曝露による影響
4月2日、エモリー大学ロリンス公衆衛生大学院(アメリカ)は、プレスリリースにて、出生前フタル酸エステル曝露は、新生児の代謝ならびに脳発達に対して悪影響を及ぼすと発表した。

妊娠中の母親がフタル酸エステルに晒されることによって生物学的変化が生じ、新生児の代謝機能や脳発達が妨げられるという。なお、研究論文は「Nature Communications」に掲載されている。

フタル酸エステル
出生前フタル酸エステル曝露と新生児の健康における関係性
フタル酸エステルは、シャンプー、石鹸、洗剤などのコスメ用品やパーソナルケア製品、食品・飲料容器などのプラスチック製品をはじめ、可塑剤として広く用いられている。これまで、先行研究では、フタル酸エステルがホルモンに悪影響を及ぼし、母子の健康が害される可能性が示唆されている。

そこで今回、研究チームは、出生前フタル酸エステル曝露が新生児の健康に対して及ぼす影響について調査したところ、妊娠中の母親の血中フタル酸エステル濃度と新生児の神経伝達物質前駆体レベルにおいて関連性が認められた。

通常、胎盤は、胎児を有害物質から守る働きをもつ。しかしながら、フタル酸エステルは、胎盤を通過して胎児まで達する可能性が高い。事実、妊娠中の母親の血中フタル酸エステル濃度が上昇すると生物学的変化が生じ、新生児の脳発達に悪影響を及ぼすという。

新生児の血中における神経伝達物質前駆体レベルは減少し、情報処理能力や注意力が低下し、興奮性や覚醒が鈍くなる。なお、神経伝達物質前駆体は「チロシン」「トリプトファン」の代謝に関連し、新生児の脳発達にとって重要となる。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

EMORY UNIVERSITY
https://news.emory.edu/


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