Google+
妊活・卵活ニュース
 妊活・卵活ニュース

妊娠初期のビタミンD不足で早産リスクが高まる

着床前診断
産み分け
カラダ
不妊治療
社会
書籍
その他
新着ニュース30件






























妊娠初期のビタミンD不足で早産リスクが高まる

このエントリーをはてなブックマークに追加
妊娠中のビタミンD不足による影響
2月3日、ペンシルベニア大学(アメリカ)は、プレスリリースにて、妊娠初期のビタミンD摂取量と早産リスク、出生時の身長において関連性があると示した。

妊娠初期のビタミンD摂取量が50nmol/L未満である場合、早産リスクは高まり、出生時の身長が低くなるという。

ビタミンD
妊娠初期のビタミンDと妊娠結果における関係性
胎児の骨格成長、母体の免疫機能、胎盤の発達をはじめ、妊娠初期の成長・発達にビタミンDは不可欠である。しかしながら、妊婦のうち25%以上は、ビタミンD摂取量が推奨値を下回っているという。

そこで今回、研究チームは、「Nulliparous Pregnancy Outcomes Study: Monitoring Mothers-to-Be(nuMoM2b)」(2010~2013年、アメリカ国立子ども人間発達研究所(NICHD)実施)の一貫として、妊娠初期の母体におけるビタミンD状態が胎児の長期的成長に対して与える影響について調査した。

女性351人を対象に血液サンプルを採取して血中ビタミンD濃度を測定したところ、ビタミンD不足(50nmol/L未満)の女性とビタミンD充足(50nmol/L以上)の女性において、妊娠結果に統計的な差異は確認されなかった。

一方、妊娠初期のビタミンD濃度が40nmol/L未満の女性は、ビタミンD濃度が80nmol/L以上の女性と比べて早産の可能性が4倍高いことが示された。あわせて、妊娠初期のビタミンD濃度が高い場合、僅かではあるものの、胎児の出生身長が統計的かつ有意に大きくなると報告された。

妊活中および妊娠初期の女性にとって、ビタミンDは重要である。それゆえ、妊活中および妊娠初期におけるビタミンDレベルが低い場合、適切な治療を受けることにより、妊娠結果が改善する可能性があるといえる。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

PennState
https://www.psu.edu/


Amazon.co.jp : ビタミンD に関連する商品
  • 緑のある生活は子供を健康にする(4月30日)
  • うつ病が精液に影響を与える(4月28日)
  • 妊娠前であっても飲酒は胎児に悪影響を及ぼす(4月21日)
  • 相対脂肪量が多いほど女性不妊リスクは増す(4月21日)
  • 腸内細菌叢と女性不妊には関連がある(4月14日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    妊活基本情報



    お問い合わせ