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細菌のストレスタンパク質が胎児の染色体異常症や遺伝子疾患を誘発する

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細菌のストレスタンパク質が胎児の染色体異常症や遺伝子疾患を誘発する

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細菌のストレスタンパク質による影響
7月17日、メリーランド大学(アメリカ)の研究チームは、プレスリリースにて、泌尿器生殖管に存在する微生物叢のタンパク質がゲノム不安定を引き起こし、生殖能力の低下と先天性欠損症を生じさせると発表した。

泌尿器生殖管に存在する微生物叢と生殖能力には関連性があり、細菌のストレスタンパク質が胎児の染色体異常症や遺伝子疾患を誘発する一因になるという。

細菌
細菌タンパク質とゲノム不安定性、生殖能力の低下における関係性
研究チームは、マウスを用いた動物モデル実験を行い、細菌タンパク質とゲノム不安定性、生殖能力の低下における関係性を検証した。

泌尿器生殖管に存在する細菌「マイコプラズマ・ファーメンタンス」にてストレスタンパク質「DnaK」を生産するマウスを作成したところ、「DnaK」をもつマウスにおいてゲノム不安定性が生じることが確認された。

生後3週目から5週目のマウスの一部にはGRID2遺伝子に欠失があり、協調運動障害が認められた。これはヒトの場合、難病である遺伝性疾患「脊髄小脳変性症」を発症し、運動失調や知的障害が引き起こるという。

また、DnaKをもつ雌マウスのうち三分の一以上は妊娠できず、DnaKをもつ母マウスから生まれた子マウスの20%以上は先天異常があった。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

UNIVERSITY of MARYLAND
https://www.medschool.umaryland.edu/


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