Google+
妊活・卵活ニュース
 妊活・卵活ニュース

妊娠中の殺虫剤の使用には注意すべきである

着床前診断
産み分け
カラダ
不妊治療
社会
書籍
その他
新着ニュース30件






























妊娠中の殺虫剤の使用には注意すべきである

このエントリーをはてなブックマークに追加
妊娠期の殺虫剤曝露による影響
4月25日、トレド大学(アメリカ)の研究チームは、プレスリリースにて、出産前の殺虫剤有効成分「ピレスロイド」の曝露により、子供の自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如・多動症(ADHD)をはじめ、神経発達症リスクが高まると発表した。

ピレスロイドは微量でも害虫によく効き、速い効力を示すため、広く殺虫剤に使用されている。しかしながら、薬剤である以上、たとえ微量であっても子供や妊婦の健康に影響を及ぼすという。なお、研究論文は「PNAS Nexus」に掲載されている。

殺虫剤
ピレスロイドと自閉スペクトラム症における関係性
これまで、複数の研究にて、ピレスロイドと神経発達症における関係性が着目されてきた。

研究チームがマウスを用いた動物モデル実験を行ったところ、妊娠前・妊娠中・妊娠直後に少量のピレスロイド系殺虫剤「デルタメトリン」に晒された母マウスから生まれた子マウスには、多動性と反復行動の増加、発声の減少が認められた。

また、薬剤曝露を受けていない母マウスから生まれた子供と比べて、基本的な学習テストに失敗する可能性が高く、ドーパミンシステムにおいて混乱が生じたという。

これより、研究チームは、出生前のピレスロイド系殺虫剤暴露によって脳に変化が起こり、神経発達症リスクが高まると推測する。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

University of Toledo College
https://news.utoledo.edu/


Amazon.co.jp : 殺虫剤 に関連する商品
  • 膿精子症は体外受精結果に否定的な影響は与えない(4月29日)
  • 妊娠糖尿病には栄養療法が効果的である(4月29日)
  • 多嚢胞性卵巣症候群は精神状態や腸内細菌叢に影響を及ぼす(4月23日)
  • トリガー日のエストラジオールは新鮮胚移植の結果に対して劇的な影響を与えることはない(4月23日)
  • 母親の糖尿病は子供の注意欠如多動症リスクに影響を与える(4月15日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    妊活基本情報



    お問い合わせ