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子宮内膜症に関連する遺伝子が発見されて子宮内膜症の診断・治療法の確立に一歩近づく

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子宮内膜症に関連する遺伝子が発見されて子宮内膜症の診断・治療法の確立に一歩近づく

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子宮内膜症の遺伝的危険因子
3月14日、クイーンズランド大学(オーストラリア)の研究チームは、プレリリースにて、子宮内膜症の発症リスクを高めるバリアント(変異体)を発見したと発表した。

今回、発見されたバリアントは、子宮内膜症をはじめ、片頭痛、腰痛など複数部位の痛みと関連性があるという。

子宮内膜症
子宮内膜症に関連性がある遺伝子領域の発見
子宮内膜症は子宮内膜以外の部位に子宮内膜に似た組織が発生し、深刻な炎症や慢性的な痛みを伴う。これまで、17の遺伝子領域と子宮内膜症において関連性が報告されているものの、子宮内膜症の原因は特定されていない。

研究チームは、オックスフォード大学を含む世界中の専門家らの協力のもと、子宮内膜症の症状がある女性6万人以上と子宮内膜症の症状がない女性70万人を対象に遺伝子コードを比較した。

子宮内膜症の原因を特定し、治療法を確立するうえで、遺伝子に関する研究こそが生物学的プロセスの手がかりを与えるという。今回、42の遺伝子領域と子宮内膜症において関連性が認められた。

今後、これらの領域にて子宮内膜症を引き起こす遺伝子を見つけることにより、新たな治療薬が開発され、新たな治療法の確立につながると期待される。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

THE UNIVERSITY OF QUEENSLAND
https://www.uq.edu.au/


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