Google+
妊活・卵活ニュース
 妊活・卵活ニュース

妊娠初期の飲酒は子供の遺伝子に悪影響を及ぼす

着床前診断
産み分け
カラダ
不妊治療
社会
書籍
その他
新着ニュース30件






























妊娠初期の飲酒は子供の遺伝子に悪影響を及ぼす

このエントリーをはてなブックマークに追加
妊娠初期における飲酒の影響
1月3日、ヘルシンキ大学(フィンランド)の研究チームは、プレスリリースを通じて、妊娠初期のアルコール曝露は、胎盤ならびに胚性幹細胞におけるDNAメチル化を変化させ、胎児脳の発達に悪影響を及ぼすと発表した。

妊娠初期にアルコール曝露を受けると胚の遺伝子機能は変化し、発達障害、特に神経発達障害を引き起こすという。

出生前アルコール曝露
妊娠初期のアルコール摂取が胎盤の遺伝子機能に対して与える影響
今回の研究ではDNAメチル化に焦点をあて、出生前のアルコール曝露が胎盤の遺伝子機能とエピゲノムに対して与えるゲノムワイドな影響について調査した。なお、エピゲノムとは、遺伝子の発現を調節するDNA鎖における分子層であり、DNAメチル化はエピジェネティクス調節(後成的制御)といわれる。

研究チームは、ヘルシンキ大学病院で誕生した新生児180人(出生前アルコール曝露80人、コントロール群100人)を対象に妊娠初期のアルコール曝露による影響を検証した。

出生前のアルコール曝露が胎盤の遺伝子機能とエピゲノムに対して与える影響を検証したところ、母親が最長で妊娠7週まで飲酒していた場合、出生前のアルコール曝露により、胎盤のエピゲノムにおいてDNAメチル化が大幅に減少することが観察された。

同様に、培養中のヒト胚性幹細胞をアルコールに晒すとDNAメチル化が変化したという。

また、出生前にアルコール曝露を受けた新生児は、コントロール群と比べて出生体重や身長に差異はなかったものの、頭のサイズには顕著な違いが認められた。

研究チームは、妊娠初期のアルコール曝露により、胎盤ならびに胚性幹細胞におけるDNAメチル化が変化し、胎児脳の発達に悪影響を及ぼすと結論付けている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

UNIVERSITY OF HELSINKI
https://www.helsinki.fi/


Amazon.co.jp : 出生前アルコール曝露 に関連する商品
  • 妊娠中の抗精神病薬の服用と子どもの神経発達症に関連はない(3月23日)
  • 健康的な食生活を実践しているカップルは妊娠中の体重増加が抑制できる(3月23日)
  • 妊娠中のナッツ類摂取が子供の対人関係に肯定的な影響を与える(3月20日)
  • 自己免疫疾患は妊娠に伴うリスクを大きくする(3月13日)
  • 母親の肥満によって死産リスクは増す(3月11日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    妊活基本情報



    お問い合わせ