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PGT-Aは全ての体外受精患者に有効性があるわけではない

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PGT-Aは全ての体外受精患者に有効性があるわけではない

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PGT-A実施のタイミング
12月12日、大谷レディスクリニック(兵庫県神戸)は、「Journal of Assisted Reproduction and Genetics」にて、体外受精サイクル1回目が失敗に終わった場合、2回目以降のサイクルにて着床前胚染色体異数性検査(PGT-A)を実施することにより、年齢に関わらず、患者の負担を軽減できると発表した。

PGT-Aでは胚の染色体を検査して染色体異数性を特定できるが、全ての体外受精患者に有効性があるわけではない。

有意性
体外受精におけるPGT-Aの有効性
研究チームは、体外受精患者2113人(胚盤胞グレード評価を実施済み)を対象に後向きコホート研究を行い、体外受精におけるPGT-Aの有効性を検証した。

PGT-A実施とPGT-A未実施、体外受精サイクル1回目と体外受精サイクル2回目以上(体外受精による出産なし)に分類し、PGT-A実施有無と累積出生率、失敗した体外受精サイクルとPGT-Aサイクルを比較した。

PGT-A実施グループは、PGT-A未実施グループと比較して、患者一人あたりの採卵数が多くなり、一方で胚移植サイクルは減った。あわせて、PGT-A実施グループにおける胚移植1回あたりの臨床妊娠率は増加し、臨床妊娠1回あたりの流産率は減少した。

しかしながら、体外受精サイクル1回目の場合、PGT-A実施による有意性は認められなかった。PGT-A未実施グループと比べて、PGT-A実施グループでは、最初の採卵から出産までの期間が顕著に長くなり、出生率は低くなったという。

(画像はJournal of Assisted Reproduction and Geneticsより)


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