Google+
妊活・卵活ニュース
 妊活・卵活ニュース

女性の生殖能力においてストレスは大敵である

着床前診断
産み分け
カラダ
不妊治療
社会
書籍
その他
新着ニュース30件






























女性の生殖能力においてストレスは大敵である

このエントリーをはてなブックマークに追加
卵巣予備能を低下させる要因
5月10日、ENDOCRINE SOCIETYは、プレスリリースを通じて女性の生殖問題とストレスに関する研究を取り上げ、慢性的なストレスによって卵巣予備能が低下すると報告した。

なお、研究論文は「Endocrinology」に掲載されている。

卵巣機能能
ストレスが女性の生殖能力に及ぼす影響
卵巣予備能とは、卵子の成熟、女性ホルモンの生産を担う卵巣機能の予備能力である。2つの卵巣内にある卵子の数および質に基づいて評価される。それゆえ、卵巣予備能の低下とは、卵巣内にある卵子数が少ないこと、卵子の質が低いことを意味する。

また、卵子数は、人間は生まれながらにして卵子数が決まっており、出生時より増えることはない。年齢に伴って卵子数は減少し、残存する卵子の質は著しく低下するため、女性の生殖能力は衰えていく。

今回、中国の研究チームは、ラットを用いた動物モデル実験が行い、ストレスが女性の生殖能力に及ぼす影響を検証した。雌ラットに対して3週間ストレスを与え続けた(叫び声を聞かせ続けた)ところ、エストロゲン(卵胞ホルモン)および抗ミュラー管ホルモン(AMH)の減少、卵子数・質の低下が認められた。

エストロゲンは、卵子の成長や排卵において重要な役割を担う。一方、抗ミュラー管ホルモンは卵巣から分泌され、卵巣予備能の指標とされる。ストレスを受けてエストロゲンおよび抗ミュラー管ホルモンが減少し、その結果、卵巣内の卵子数・質が低下したという。

これにより、研究チームは、慢性的なストレスによって卵巣機能能が低下すると結論付ける。

(画像はENDOCRINE SOCIETYより)


外部リンク

ENDOCRINE SOCIETY
https://www.endocrine.org/


Amazon.co.jp : 卵巣機能能 に関連する商品
  • 妊娠中のナッツ類摂取が子供の悪い意思決定を減らす(6月16日)
  • 超加工食品を多く食べるほど女性不妊リスクは増す(6月16日)
  • 凍結融解胚移植では移植時間が短いほど出生率は高い(6月9日)
  • 妊娠中の大気汚染曝露は早産リスクを高める(6月9日)
  • PCOSを伴わない女性不妊ではインスリン感受性と体外受精結果に関連性がある(6月3日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    妊活基本情報



    お問い合わせ