Google+
妊活・卵活ニュース
 妊活・卵活ニュース

男性フェロモン曝露にて卵子が若返る

着床前診断
産み分け
カラダ
不妊治療
社会
書籍
その他
新着ニュース30件






























男性フェロモン曝露にて卵子が若返る

このエントリーをはてなブックマークに追加
男性フェロモンがもつ不妊治療効果
5月19日、ノースウェスタン大学(アメリカ)の研究チームは、同大学プレスリリースを通じて、男性フェロモンには卵子の老化スピードを遅らせる作用があると発表した。

男性フェロモン
男性フェロモン曝露と卵細胞の若返り
加齢に伴い、生殖機能は低下する。つまり、年齢が上昇すると、生物学的年齢(組織・細胞の老化レベルから求められる年齢)も高まる。また、老化の兆候は、まず、生殖細胞の質に表出する。加齢によって生殖細胞が老化し、その結果、流産、妊娠損失、不妊など生殖能力の減退が生じる。

今回の研究ではカエノラブディティス・エレガンス(Cエレガンス:線虫)を用いた実験を行い、男性フェロモンに卵細胞の老化を遅らせる作用が確認された。

Cエレガンスはヒトと類似の機能をもち、実験材料として非常に優れた性質をもつ線虫とされる。

メスの線虫にオスの男性フェロモンを晒したところ、卵細胞の老化スピードが遅くなり、胚死および胚の染色体異常が2倍以上減少したと報告された。あわせて、顕微鏡下では、卵子の若返り、卵子の質の改善が認められた。

不妊治療における潜在的な可能性
フェロモンとは生物が体外に分泌し、同種の個体間にて作用する化学物質である。通常は、生殖機能ではなく、身体維持のために全身の筋肉、ニューロン・神経、腸など非生殖器官にて送られる。

今回の実験を通じて、メスがオスのフェロモンを感知すると、脳の神経システムから全身へシグナルが伝達され、全身の神経・筋肉ではなく、卵細胞にエネルギーや物質が輸送されるように変わると報告された。

研究チームは、男性フェロモン曝露にて卵細胞のエネルギー収支が変わり、卵細胞の質は改善し、卵子の老化スピードが遅くなって老化が引き延ばされると結論付ける。今後、男性フェロモンは、潜在的な女性不妊治療法として期待される。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

Northwestern
https://news.northwestern.edu/


Amazon.co.jp : 男性フェロモン に関連する商品
  • 妊娠中の抗精神病薬の服用と子どもの神経発達症に関連はない(3月23日)
  • 健康的な食生活を実践しているカップルは妊娠中の体重増加が抑制できる(3月23日)
  • 妊娠中のナッツ類摂取が子供の対人関係に肯定的な影響を与える(3月20日)
  • 自己免疫疾患は妊娠に伴うリスクを大きくする(3月13日)
  • 母親の肥満によって死産リスクは増す(3月11日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    妊活基本情報



    お問い合わせ