仕事による男性の生殖能力への影響
7月23日、アリエル大学(イスラエル)の研究チームは、「ANDROLOGY」にて、男性の職業的身体活動(職業上の身体活動)と精液の質は負の相関関係にあると示した。
今回、デスクワークを除く職業的身体活動は精液の質を低下させ、仕事の身体的疲労は男性の生殖能力・機能に悪影響を及ぼすと示唆された。
職業的身体活動と精液の質における関係性
研究チームは、男性280人(18~55歳)を対象に精液検査と自己記入式の質問調査を行い、職業的身体活動と精液の質における関係性について検証した。
精液パラメータ(精液量、精子濃度、総精子数、精子運動率、正常形態率)、身体活動、生活習慣に基づき職業的身体活動による精液への影響を評価したところ、デスクワークを除く職業的身体活動と精液の質において有意な関連が認められた。
職業的身体活動の増加に伴い精液パラメータは低下するという。とりわけ、汗をかく程度以上の身体活動は、精子濃度、精子運動率、正常形態率と負の関係にあった。また、身体的疲労の増幅に伴い精子濃度ならびに正常形態率は低下し、仕事の身体的疲労は男性の生殖能力・機能に悪影響を及ぼす可能性が示唆された。
(画像はANDROLOGYより)

WILEY Online Library
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1111/andr.70326