妊娠前後の超加工食品摂取による影響
3月24日、オランダの研究チームは、「Human Reproduction」にて、妊娠前ならびに妊娠初期の超加工食品摂取は生殖に悪影響を及ぼすと示した。
妊娠前後の女性において超加工食品摂取量が多いほど、妊娠早期の胎児は小さくなる傾向にあった。また、男性の超加工食品摂取量と生殖能力の低下には関連があり、妊娠前後の超加工食品摂取量の増加に伴い生殖能力は低下し、不妊リスクは増すという。
妊娠前後の超加工食品摂取と生殖における関係性
今回、研究チームは、女性831人とパートナーである男性651人を対象に前向きコホート研究を行い、妊娠前ならびに妊娠初期の超加工食品摂取と生殖における関係性について検証した。
妊娠12週目に食物摂取頻度調査(FFQ)を行い、妊娠前ならびに妊娠初期の超加工食品(糖分、塩分、脂肪を多く含む加工済みの食品)摂取量を評価したところ、女性の超加工食品摂取と胎児の発育に関連性が示された。
女性の超加工食品摂取は妊娠早期の胎児の発育に影響を与え、妊娠前後の超加工食品摂取量が多いほど妊娠7週目のCRL(頭殿長)、卵黄嚢(妊娠早期の胎児に対する栄養)の体積は小さくなった。なお、この関係は、妊娠9週目から11週目の間で弱まった。
一方、男性の超加工食品摂取と胎児の発育における関連性は認められなかった。しかしながら、妊娠前後の超加工食品摂取量の増加に伴い、妊娠率は低下し、男性不妊リスクが増すという。
(画像はHuman Reproductionより)

Human Reproduction
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