女性不妊に対する検査
1月8日、インドの研究チームは、「Cureus Journal of Medical Science」にて、子宮鏡検査(ヒステロスコピー)は高感度かつ高精度で子宮内病変を検知でき、女性不妊の診断に有用性があると示した。
女性不妊に対する子宮卵管造影検査ならびに子宮鏡検査の有用性
女性不妊を診断するうえで、子宮鏡検査(膣から内視鏡(ファイバースコープ)を挿入して子宮頚部・頸管から子宮内部までを直接観察する検査)は不可欠である。
そこで今回、研究チームは、インドの三次医療機関にて、不妊女性90人(18~40歳)を対象にプロスペクティブ観察研究を行い、子宮卵管造影検査(HSG)ならびに子宮鏡検査の有用性について検証した。
原発性不妊(妊娠経験のない女性が妊娠できない状態)と続発性不妊(妊娠経験のある女性が妊娠できない状態)に対して子宮卵管造影検査ならびに子宮鏡検査を行ったところ、子宮鏡検査は、子宮卵管造影検査より高感度かつ高精度で子宮内病変を検知できると示された。
子宮鏡検査の検査精度は高く、超音波検査(エコー検査)や子宮卵管造影検査では検出されないことが多い子宮内病変の診断に有益であるという。
ただし、現在、機材や医師の技量から子宮鏡検査が実施可能な医療機関は限られている。また、子宮鏡検査の検査範囲は子宮頚部・頸管から子宮内部までとなり、卵管は検査できない。それゆえ、研究チームは、子宮卵管造影検査と子宮鏡検査の併用を推奨する。
(画像はCureus Journal of Medical Scienceより)

Cureus
https://www.cureus.com/