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大気汚染によって精子DNAは損傷する

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大気汚染によって精子DNAは損傷する

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大気汚染による影響
9月2日、アメリカの研究チームは、「Human Reproduction」にて、微小粒子状物質(PM2.5)曝露は、精子DNA断片化に影響を及ぼすと示した。

PM2.5曝露量の増加に伴い、精子DNA断片化指数(精子DNAに対する損傷したDNAの割合)は上昇すると報告された。大気汚染曝露によって精子のDNA損傷は増え、精子の質が低下するという。

大気汚染
PM2.5曝露と精子DNA断片化における関係性
大気汚染は、リプロダクティブ・ヘルスに影響を及ぼす。これまで、PM2.5をはじめ、環境汚染物質は有害な妊娠分娩転帰を招くと報告されている。

そこで今回、研究チームは、2005年から2022年の期間、不妊治療を受けるアメリカ人男性(18歳以上)を対象に横断的研究を行い、PM2.5曝露と精子DNA断片化指数における関係性について検証した。

被験者に対してPM2.5曝露量の測定ならびに精子DNA断片化指数検査(DFI検査)を実施したところ、PM2.5曝露量の増加に伴い、精子DNA断片化指数は上昇すると示された。

PM2.5曝露と精子DNA断片化には関連性があり、PM2.5曝露量が多いほど精子のDNA損傷は増えるという。また、PM2.5曝露が精子に与える影響には年齢も関与し、50歳以上の場合、精子DNA断片化指数は顕著に上昇した。

(画像はHuman Reproductionより)


外部リンク

Human Reproduction
https://academic.oup.com/


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