Google+
妊活・卵活ニュース
 妊活・卵活ニュース

抗ミューラー管ホルモン値が下がると胚の異数性率は上がる

着床前診断
産み分け
カラダ
不妊治療
社会
書籍
その他
新着ニュース30件






























抗ミューラー管ホルモン値が下がると胚の異数性率は上がる

このエントリーをはてなブックマークに追加
胚の染色体異数性率のリスク因子
9月4日、中国の研究チームは、「Journal of Assisted Reproduction and Genetics」にて、抗ミューラー管ホルモン(AMH)は胚の異数性(胚における染色体数異常)に対して影響を及ぼすと示した。

抗ミューラー管ホルモンの低下に伴い、胚の染色体異数性率は高まるという。抗ミューラー管ホルモンは卵巣予備能(卵巣機能、卵巣年齢)の指標となるが、これは、卵巣予備能と卵母細胞の質が関連している可能性を示唆している。

AMH
抗ミューラー管ホルモンと胚の異数性における関係性
研究チームは、2018年1月から2024年8月の期間、着床前胚染色体異数性検査(PGT-A)819回を対象に抗ミューラー管ホルモンと胚の異数性における関係性について検証した。

抗ミューラー管ホルモン値に基づき3グループ(1.08ng/mL未満、1.08ng/mL以上3.34ng/mL未満、3.34ng/mL以上)に分け、受精率、Day3良好胚率、胚盤胞形成率、正倍数性胚率、異数性胚率、モザイク胚率を比較したところ、有意差が認められた。

あわせて、統計モデリング手法「制限付き3次スプライン(RCS)」を用いたデータ分析より、抗ミューラー管ホルモンと胚の染色体異数性率において関連性が示された。2.54ng/mL以下の場合、抗ミューラー管ホルモン値が低くなるほど胚の異数性率は高くなったという。

これは、卵巣予備能と卵母細胞の質において関連性がある可能性を示唆する。

(画像はJournal of Assisted Reproduction and Geneticsより)


外部リンク

SPRINGER NATURE Link
https://link.springer.com/


Amazon.co.jp : AMH に関連する商品
  • 大気汚染によって精子DNAは損傷する(9月10日)
  • 宮崎市妊活サポート事業「オカネ」と「ココロ」のオンラインセミナー(9月9日)
  • 遺伝子発現の違いから男の子になる胚は成長スピードが速い(9月4日)
  • 妊娠中は体重管理だけでなく、糖脂質管理も重要である(9月4日)
  • 神田駅近くの会場とオンラインで開催『ひとりじゃないよ!妊活』(9月2日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    妊活基本情報



    お問い合わせ