「ヘルスリテラシー」に焦点をあてた調査
特定非営利活動法人日本医療政策機構が2018年2月に実施した「働く女性の健康増進に関する調査2018」の調査結果(速報版)を2018年3月1日(木曜日)に公式ホームページで公開した。
調査は18歳から49歳のフルタイムで働く女性2000名を対象にインターネットで実施されたもので、ヘルスリテラシー(※)と社会経済活動や健康行動および必要な医療へのアクセスとの関連性、さらにヘルスリテラシー向上に寄与する可能性のある情報源などについて調べている。
「ヘルスリテラシー」が高いと仕事も妊活も優秀!?
公開された調査結果によるとヘルスリテラシーが高い人は仕事のパフォーマンス(業務遂行能力)も高く、月経やPMSなどによるパフォーマンスの低下も軽いことが判明。
また妊娠に関してもヘルスリテラシーが高い人が望んだ時期に妊娠できた数はそうでない人の約1.9倍。また望んだ時期に妊娠ができなかった場合に不妊治療を行った数もそうでない人の1.8倍という結果が出ている。
「働く女性の健康増進に関する調査2018」の最終調査結果は3月下旬に公開される予定だ。
※健康を促進し維持するために必要な情報にアクセスし理解・活用していく能力のこと
(画像は日本医療政策機構公式ホームページより)

日本医療政策機構公式ホームページ
http://www.hgpi.org