精神的負担からの退職が少なくない
読売新聞の情報サイト「大手小町」が「不妊治療で『サプライズ退職』、辞めたくないのに辞める気持ち」と題したインタビュー記事を2017年11月28日に公開した。
インタビューを受けているのは、NPO法人「Fine(ファイン)」の松本亜樹子理事長。2017年3月から8月にかけて「Fine」が行ったアンケート調査の結果をもとに「仕事と治療の両立」について回答している。
両立がむずかしい理由について松本理事長は「通院回数が多いこと」と「事前に予測ができないこと」を指摘。これらの事情はあまり知られていないため、誰にも何も告げない「サプライズ退職」を選ぶ人も少なくないという。
その他不妊治療にかかる費用や、「やめどきの迷い」についても語られている。
「不妊」について普通に話せる社会づくりのために
2004年に設立されたNPO法人「Fine」は、不妊体験をもつ人たちのセルフ・サポートグループ。
不妊に関わるすべてのことが「ごくありふれた普通のこと」になるという理想をかかげカウンセリング事業や妊活情報サイトの運営、「Fine祭り」などのイベント企画を行っている。
(画像は大手小町より)
(画像はFine公式ホームページより)

大手小町
https://otekomachi.yomiuri.co.jpNPO法人「Fine(ファイン)」公式ホームページ
http://j-fine.jp