子どもをもたない理由は「自信のなさ」
CookJapan株式会社が2017年8月にリプロダクティブ・ヘルスに関する意識調査を実施した。
調査の対象となったのは日本、アメリカ、フランス、スウェーデンの都市圏に住む子どもがいない18歳から39歳の女性800名。調査結果の比較を通して、各国の女性のリプロダクティブ・ヘルスに対する意識や考えかたの違いなどを明らかにすることを目的に実施された。
「将来自分の子どもをほしい」と思う人の割合はフランスが1番多く80パーセント。他の3ヶ国では70パーセント以上の人が子どもをほしいと回答しているのに対し日本は63パーセントと、他国にくらべて低い結果となった。
「将来子どもをほしいと思わない理由」についての調査では、他の3ヶ国が「現状のライフスタイルに満足しているから」という理由がもっとも多かったのに対し、日本では「子育てをする自信がないから」「子育てが大変そうに思えるから」という理由が目立った。
避妊や病気に関する知識も不足
ピルやIUD(子宮内避妊具)といった「女性主体の避妊法」について知っていると答えた人の割合は、日本では66.5パーセント。他の3国と比較すると20ポイント以上も低い結果となった。
性感染症と予防方法について知識がある人の割合も56パーセントと4ヶ国中最下位となっており、他国とくらべて性交渉に関連する知識や情報が不足しているということがわかった。
CookJapan株式会社では子どもを持つ選択肢を含めたライフプランニング・キャリアプランニングについて主体的に考える機会を提供するセミナー「性と生殖の識者と考える、未妊・妊娠・不妊の話と未来の私」を2017年9月29日(金曜日)に実施。
今回実施した意識調査の新たな結果データを追加で公表するほか、妊娠についての医学的知識や不妊治療の現場の声を紹介する予定だ。
(画像はCookJapan株式会社公式ホームページより)
(画像はCookJapan株式会社のプレスリリースより)

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