19人に1人が体外受精で生まれる時代
「2015年には過去最多となる51001人が国内で行われた体外受精で誕生した」という日本産科婦人科学会の統計もあり、不妊治療による妊娠出産は年々増えている。
株式会社F Treatmentが運営する情報サイト「不妊治療net」は、20代から50代の不妊治療患者および治療経験者の女性250人を対象に調査を実施。その結果を公開した。
「不妊治療を開始した年齢」に関する調査では、約6割程度の人が20代後半から30代前半で治療を開始していることがわかった(20代後半27パーセント、30代前半36パーセント)。
30代後半以降に治療を開始したという人は30パーセント(30代後半22パーセント、40代前半7パーセント)、20代前半で開始した人は7パーセントという結果となった。
治療への決断が早いのは20代
「妊娠を目的とした性交渉をはじめてから医療機関への通院をはじめるまでの期間」に関する調査では、20代後半の約6割が1年以内に医療機関への通院をはじめているのに対し、30代以上では4割から5割という結果となった。
30代の人が不妊治療に踏み切るタイミングが遅れがちになる理由としては、責任のともなう仕事や単身赴任で不妊治療の両立がむずかしくなること、1人目が自然妊娠したため2人目の不妊に気づきにくいことなどが考えられる。
妊活や不妊治療は1ヶ月中に数日間のいうタイミングが重要となるため、「不妊治療net」は、夫婦で検査を受けて「妊娠しやすい身体」かどうかを知ることを呼びかけている。
(画像は株式会社F Treatmentのプレスリリースより)
(画像は不妊治療netより)

株式会社F Treatmentのプレスリリース/PR TIMES
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