「切れ目のない支援」を実施
埼玉県の南西部に位置し、平成17年4月1日に「森林文化都市」を宣言している飯能市では、次世代をになう子ども、若者、子育て世代がのニーズに対応した生活環境を確保、提供する施策の一環として「Meets!×子育て スマイルプロジェクト」を実施している。
「Meets!×子育て スマイルプロジェクト」は、不妊に悩む夫婦や妊娠中、子育て中の家族に、妊娠前から子育て時期まで切れ目のない支援を行うもので「コウノトリ事業」「赤ちゃんスマイル」「子育て世代包括支援センター」の3つの事業で構成されている。
経済面と精神面の2軸で支援
不妊に悩む夫婦を支援する「コウノトリ事業」は「不妊検査費助成事業」と「不妊治療費助成事業」の2つの事業で構成されている。
「不妊検査費助成事業」は、2万円を上限に不妊検査の費用の一部を助成。検査開始時の妻の年齢が43歳未満であることが条件で、助成回数は1組の夫婦につき1回となっている。
「不妊治療費助成事業」は、都道府県などが実施している「不妊治療費助成制度」の交付決定を受けた人が対象で、助成金額は治療内容に応じ10万円または5万円となっている。
「赤ちゃんスマイル」は育児用品の購入に使えるクーポン券(年間5万円分)を支給。「子育て世代包括支援センター」では専門の保健師が妊娠中の悩みや健康状態の聞き取りを実施。出産後の健康管理や子育てに関する相談支援も行う。
飯能市ではこのほかにも助産師や保健師による「新生児訪問」、市内9か所の公立保育所を登録できる「マイ保育所」などの子育て支援を実施。保育士の育成にも力を入れている。
(画像は飯能市公式ホームページより)
(画像はプレスリリースより)

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