喫煙と不妊の関係性
研究論文「Tobacco Control」より、能動喫煙と受動喫煙ともに、不妊のリスクを高め、閉経の時期を早めると明らかになった。
喫煙者や受動喫煙している女性は、非喫煙者や受動喫煙していない女性と比べ、閉経時期が1~2年早まるという。また、タバコの煙に含まれる化合物は生殖能力に影響を与え、ホルモン生成や作用に支障をきたす。
能動喫煙が与える影響
喫煙歴がある女性を含め喫煙者は、非喫煙者と比べ、不妊のリスクが14%高くなると判明した。
また、専門家らは、喫煙者の平均閉経年齢が47.6歳である一方、受動喫煙していない非喫煙者は49.4歳であると明言した。例えば、喫煙量が1日あたり25本の場合、閉経時期は18カ月早まる。喫煙者は、受動喫煙していない非喫煙者よりも50歳前に閉経する傾向にあるという。
受動喫煙が与える影響
10~20年以上、高い濃度の受動喫煙をしている非喫煙者(喫煙歴なし)の女性は、受動喫煙していない女性と比べ、不妊になるリスクが18%高くなると判明した。合わせて、高い濃度の受動喫煙している女性は、受動喫煙していない女性と比べ、閉経年齢が平均13カ月早まったという。
しかしながら、受動喫煙と不妊の因果関係は証明されていない。
(画像はイメージです)

BioNews
http://www.bionews.org.uk/Daily Mail
http://www.dailymail.co.uk/health/THE OCEANSIDE POST
http://oceansidepost.com/