トランス脂肪酸と不妊の因果関係
専門家は、トランス脂肪酸を多量摂取することにより不妊が生じると警鐘を鳴らす。
トランス脂肪酸は、精子数を減少させるという。また、最近では、米国生殖医学会議にて、トランス脂肪酸により卵巣機能が低下し、受精卵の質が悪くなると指摘された。
なお、トランス脂肪酸は、食用油、マーガリン、甘味などに含まれる。
不健康な食事が及ぼす影響
ロタンダ病院(アイルランド・ダブリン)のエドガー・モカヌ(Edgar Mocanu)医師によると、アメリカやイギリスなど裕福な国ほど、男性は不健康な食事により生殖能力が衰えている減少傾向にあるという。
また、妊娠・出産歴のあるカップルが再び子供を授かるまでに時間を要する場合、主な要因は、脂質が多い不健康な食事であると考えられる。
トランス脂肪酸の摂取量と体外受精成功率の関連性
ハーバード公衆衛生大学院は、体外受精を受けるカップルのうち男性を対象に、トランス脂肪酸の摂取量と体外受精における受精成功率に関する関連性について調査したところ、トランス脂肪酸を多量に摂取する男性は体外受精の成功率が低くなった。
トランス脂肪酸の摂取量が少ない男性は、体外受精の成功率が83%であった。一方、トランス脂肪酸の摂取量が多い男性は、体外受精の成功率が下がり、47%となった。
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