Google+
妊活・卵活ニュース
 妊活・卵活ニュース

ナチュラルキラー細胞が子癇前症を防ぐ

着床前診断
産み分け
カラダ
不妊治療
社会
書籍
その他
新着ニュース30件






























ナチュラルキラー細胞が子癇前症を防ぐ

このエントリーをはてなブックマークに追加
ナチュラルキラー細胞の働き
シンシナティ大学シンシナティ・チルドレンズの研究チームは、「Science Immunology」(8月2日発行)にて、繁殖用マウスを用いた動物モデル実験を通して、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)に子癇前症を防ぐ効果があると発表した。

ナチュラルキラー細胞には子癇前症を防ぐ働きがあり、子癇前症の進行は直ちに直ちに阻止されるという。

ナチュラルキラー細胞
偶然の発見
今回、合わせて、胎盤癒着リスクと遺伝子突然変異における驚くべき関係性が確認され、遺伝子突然変異により、ナチュラルキラー細胞の健全な形成が妨げられることが判明した。ナチュラルキラー細胞は白血球の一種であり、身体の癌腫瘍や感染症などに対する攻撃に効果的に働く。

繁殖用マウスを用いた動物モデル実験を通して、異常に高い頻度で繁殖するマウスは、妊娠が成立しなかった。妊娠が成立しないマウスは胎盤遺産があり、ナチュラルキラー細胞が少なく、タンパク質「Gab3」の突然変異が認められた。

タンパク質「Gab3」の突然変異により、子宮にてナチュラルキラー細胞は発現できず、胚の成長や子宮への着床を阻む。

論文の共著者であるヘレン・ジョーンズ(Helen Jones)氏は、今後の研究により、胎盤が癒着している女性において、ナチュラルキラー細胞が誤作動していると立証された場合、将来的に、過剰な子宮癒着の阻止、子宮摘出リスクの軽減が期待できると述べる。

(画像はPixabayより)


外部リンク

Science Immunology
https://immunology.sciencemag.org/content/4/38/eaav3866

NEWS MEDICAL
https://www.news-medical.net/
Amazon.co.jp : ナチュラルキラー細胞 に関連する商品
  • 多嚢胞性卵巣症候群は精神状態や腸内細菌叢に影響を及ぼす(4月23日)
  • トリガー日のエストラジオールは新鮮胚移植の結果に対して劇的な影響を与えることはない(4月23日)
  • 母親の糖尿病は子供の注意欠如多動症リスクに影響を与える(4月15日)
  • トリガーの日の血清プロゲステロン濃度が凍結融解胚移植の出生率に影響を与える(4月12日)
  • 腎機能低下は男性不妊リスクを高める要因になる(4月8日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    妊活基本情報



    お問い合わせ