トップクラスの人気を誇るビジネス情報サイト
「東洋経済オンライン」で連載されている「不妊治療のリアル」が2019年8月3日に更新された。
株式会社東洋経済新報社が運営する「東洋経済オンライン」は、独自の企業・経済記事に加え、幅広いジャンルの執筆者による記事を多数配信。トップクラスのページビューを誇る経済・ビジネス系サイト。
2019年5月29日にスタートした「不妊治療のリアル」は、不妊治療経験者たちに取材したコラム記事。第1回は「治療と仕事の両立」をテーマに、ライターの吉田理栄子さんが女性たちの体験談を紹介。第2回では医師の桜井明弘さんが、不妊治療と仕事の両立がむずかしい理由を解説している。
不妊治療に対する認知度の向上が必要
今回公開された第3回のテーマは「退職せざるをえなかった不妊治療の過酷な現実」。職場の不理解によって働きかたを変えることになってしまった30代女性(2人)の体験を紹介している。
1人目は総合病院の外来担当として働いていた看護師。子どものいない人にだけ夜勤をさせるという病院の方針に疑問を持ち、不妊治療中であることを告白したが理解されず退職。上司から投げつけられた言葉は唖然とするようなものだったという。
2人目は正社員からパートのネイリストに転職したという女性。職場に不妊治療のことは伝えていなかったが、緊急入院したことで発覚。いつ妊娠するかわからないという理由で仕事を減らされてしまったという。
記事は、不妊治療当事者が声を上げたときに呼応できる環境づくりのためにも、認知度の向上が必要であると訴えている。
(画像は東洋経済オンラインより)

東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net株式会社東洋経済新報社
https://corp.toyokeizai.net