コリン、ドコサヘキサエン酸の重要性
「ネイチャーメイド」の製造販売会社であるファーマバイト社は、「Nutrients」(2019年5月)にて、コリン、ドコサヘキサエン酸(DHA)が胎児の脳および目の発達において重要な役割を果たすと発表した。
妊娠期の母親と胎児にとってコリン、ドコサヘキサエン酸の摂取は不可欠であり、摂取量が不十分である場合、視覚障害、神経認知機能障害を引き起こすと報告された。
なお、ファーマバイト社は、ビタミン、ミネラル、サプリメントなど栄養補助食品「ネイチャーメイド」の製造・販売を手掛ける。
コリンとDHAの摂取量と胎児脳・目の発達における関係性
ファーマバイト社は、総説論文にて、コリンとDHAの摂取量と胎児脳・目の発達における関係性、コリンとDHAの併用摂取による相乗作用を示している。コリンとDHAの併用摂取による効果は、コリン単独摂取あるいはDHA単独摂取が胎児脳・目の発達に対して与える効果と比べ、単独摂取による効果の和より遥かに大きくなる。
一方、妊娠期の母親がコリンのみ摂取が不十分、DHAのみ摂取が不十分、あるいは、コリンとDHAともに摂取が不十分である場合、生涯に亘って母親と子供の健康、特に胎児脳の発達に影響し続ける。
それゆえ、ファーマバイト社は、妊娠期や授乳期の女性に対して、脆弱な身体状態では、コリン・DHAサプリメントの摂取が必要であると推奨する。
(画像はPixabayより)

NEWS MEDICAL
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