調査対象は20代から40代の働く男女
メルク(Merck)の日本法人であるメルクバイオファーマ株式会社が、2019年4月に実施した「第3回 妊活(R)および不妊治療に関する意識と実態調査」の結果を2019年6月20日付けのプレスリリースで公開した。
2019年4月12日から2019年4月15日にかけて実施された「第3回 妊活(R)および不妊治療に関する意識と実態調査」は、事前調査は20代から40代の男女23237人が対象。
本調査は妊活経験があり従業員300人以上の企業で働いている男女300人と、従業員300人以上の企業で人事を担当する男女200人が対象となっている。
30代の3割が不妊に悩んだ経験あり
調査結果によると、20代から40代の働く男女の24.1パーセントが不妊に悩んだ経験を持っており、特に30代では男女ともに約3割の人が「不妊に悩んだ経験あり」と回答している。また、妊活経験がある人の約半数にあたる46.6パーセントが不妊治療を経験していることがわかった。
妊活で異動や退職をした女性は男性の6倍以上
勤務先に妊活助成制度があると回答した人はわずか2割(21.8パーセント)。
「妊活助成制度がない」「わからない」と回答した人のうち60.6パーセントが制度は必要であると回答しており、妊活助成制度が強く望まれていることがわかった。
また、妊活助成制度がない企業で妊活のために異動や退職をした女性は16.4パーセント。男性(2.6パーセント)の6倍以上という結果となった。
(画像はメルクバイオファーマ株式会社公式ホームページより)

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