Google+
妊活・卵活ニュース
 妊活・卵活ニュース

環境汚染物質は性的発達や生殖能力に悪影響を与える

着床前診断
産み分け
カラダ
不妊治療
社会
書籍
その他
新着ニュース30件






























環境汚染物質は性的発達や生殖能力に悪影響を与える

このエントリーをはてなブックマークに追加
環境汚染物質の曝露による影響
リエージュ大学の研究チームは、「第21回欧州内分泌学会議(ECE 2019)」(5月18~21日、フランス・リヨンで開催)にて、環境汚染物質への曝露が脳発達を変化させ、世代を超えて性的発達や生殖能力に影響を与えると発表した。

環境汚染物質
環境汚染物質の危険性
我々は、日常生活において、プラスチック製品、農薬、医薬品など数百種類もの環境汚染物質に晒されている。

内分泌攪乱化学物質は、ホルモンの正常機能を妨げる。不妊との因果関係が認められ、性的発達を変化させる。

環境汚染物質と性的発達における関係性
研究チームは、マウスを用いた動物モデル実験を行い、環境汚染物質と性的発達における関係性を検証した。

3世代に亘る性的発達を観察したところ、妊娠期に母マウスが内分泌攪乱化学物質(EDC)などの環境汚染物質に曝された場合、誕生した子マウスは性的発達や母性行動が阻まれた。

子や孫は、直接的に内分泌攪乱化学物質の曝露は受けず、母から間接的に曝された。しかしながら、影響は母から子、子から孫へと世代を超えて確認された。

子や孫は、直接、内分泌攪乱化学物質の曝露を受けていないものの、脳の遺伝子発現が変わり、性的発達は遅れ、生殖サイクルや卵巣の卵胞発育が変化した。また、母性行動も欠如していた。

現状、環境内の内分泌攪乱化学物質(EDC)量は、長期に亘って影響を与えることが認められた。早急な環境汚染物質の削減が求められる。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

LIEGE universite GIGA
https://www.giga.uliege.be/


Amazon.co.jp : 環境汚染物質 に関連する商品
  • 多嚢胞性卵巣症候群は精神状態や腸内細菌叢に影響を及ぼす(4月23日)
  • トリガー日のエストラジオールは新鮮胚移植の結果に対して劇的な影響を与えることはない(4月23日)
  • 母親の糖尿病は子供の注意欠如多動症リスクに影響を与える(4月15日)
  • トリガーの日の血清プロゲステロン濃度が凍結融解胚移植の出生率に影響を与える(4月12日)
  • 腎機能低下は男性不妊リスクを高める要因になる(4月8日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    妊活基本情報



    お問い合わせ