6割の人が自分を不妊だと思っていなかった
不妊治療専門情報サイト「不妊治療net」を運営する株式会社F Treatmentが「妊活・不妊治療に関する意識調査」の結果を2019年2月4日(月曜日)に公開した。
「妊活・不妊治療に関する意識調査」は、2018年12月に実施。妊活中あるいは妊活の経験がある20代から50代の女性750人が対象となっている。
調査結果によると、不妊治療経験者の39.5パーセントが妊活をはじめてから治療開始まで1年以上かかっていることが判明。
そのうち6割近くの人が自分を不妊だと思っていなかったために治療開始が遅れていた。不妊治療に関する助成金についても、64.8パーセントの人が「利用したことがない」と回答している。
仕事はがんばりたいが、休みはとりづらい
仕事に対する価値観や不妊治療と仕事の両立に関する調査では、32.1パーセントの人が「仕事をがんばりたい」と回答。だが仕事の両立については71.2パーセントの人がハードルを感じているという。
不妊治療と仕事の両立における課題感に関しては「職場で休みをとることが一般的でなく、休みづらい」という回答が46.7パーセントで最多。
「不妊治療のための休みは理解を得られないと思う」(37.6パーセント)、「自分の仕事に穴をあける申し訳なさを感じてしまう」(35.7パーセント)という回答もあり、休暇日数よりも休みづらい環境を課題だと感じている人が多いことがわかった。
(画像は株式会社F Treatmentのプレスリリースより)
(画像は不妊治療netより)

株式会社F Treatmentのプレスリリース/@Press
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