20人に1人が500万円以上治療にかけている
読売新聞が運営する医療・健康・介護サイト「yomiDr.(ヨミドクター)」の連載「いつか赤ちゃんに会いたいあなたへ」が2018年12月20日(木曜日)に更新された。
今回の登場人物は、妊活8年目の40代女性。結婚して数年たっても妊娠しなかったので友人のアドバイスに従いクリニックを受診。特に原因は見つからず、タイミング療法から人工授精、さらに体外受精へと治療は進んでいったという。
最初は軽い気持ちではじめた不妊治療だったが、運動や食べものにも気を使って努力をしているだけに妊娠しなかったときは数日間涙が止まらないほど落ち込んでしまうようになってしまった。
不妊治療は自費診療となるため、精神的な負担だけでなく経済的な負担も大きい。記事に登場する女性も8年で高級車が軽く2台は買えるほどの金額を使っており、無力感にさいなまれているという。
「いつか赤ちゃんに会いたいあなたへ」を執筆している松本亜樹子さんが理事長をつとめる「NPO法人Fine」の調査でも、25パーセントの人が総額100万円から200万円の治療費を使っていると回答。500万円以上かけたと回答した人も約5パーセントいたという。
プレゼントも当たるアンケートを募集中
「NPO法人Fine」では、不妊治療と経済的負担の現状を把握して治療環境の向上を国政や社会に働きかけるため「不妊治療と経済的負担に関するアンケート」を実施している。
「NPO法人Fine」のホームページから誰でも無料で参加でき、所要時間は15分程度。回答は個人を特定できない方法で集計されNPO法人Fineの発表や研究などに使用される。
参加した人には抽選でプリペイドカード(500円分)や化粧品、サプリメントなどの賞品がプレゼントされる。
(画像はyomiDr.より)
(画像はNPO法人Fine公式ホームページより)

yomiDr.(ヨミドクター)
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