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経口投与の黄体ホルモン剤と膣投与のジェルは治療効果に大差なし

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経口投与の黄体ホルモン剤と膣投与のジェルは治療効果に大差なし

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経口投与と膣投与による治療効果
国際研究チームは、「Human Reproduction」にて、経口投与の黄体ホルモン剤と膣投与のジェルは、黄体期において黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌を促す効果に大差ないと発表した。

現在、体外受精では、膣投与「プロゲステロン膣ジェル」による治療が主流である。しかしながら、膣への刺激が強い、患者が服薬順守(コンプライアンス)を守らないといった問題がある。

黄体ホルモン剤
経口投与剤にて代替可能
研究チームは、2015年8月から2017年5月に掛けて、世界10ヶ国の医療機関37ヶ所にて、体外受精を受ける女性1034人(18歳以上42歳以下)を対象に、膣投与「プロゲステロン膣ジェル」と経口投与「ジドロゲステロン(デュファストン)錠」の治療効果を比較・検証した。

被験者は2グループに分けられ、卵母細胞の採取日から妊娠12週目まで、520人はジドロゲステロン錠30mg/日を服用し、514人は8%プロゲステロン膣ジェル90mg/日を使用した。治療効果は、経膣超音波検査による胎児心臓音の確認結果にて判断している。

研究チームは、妊娠・出生率において、経口投与剤と膣投与剤の治療効果に大差ないことが認められ、経口投与剤は膣ジェルに代替可能であると結論付けている。

なお、今回の研究では、経口投与剤を服用した女性は新鮮胚による体外受精に限定され、今後、凍結胚を用いた体外受精における治療効果を検証する必要性はあるといえる。

(画像はPixabayより)


外部リンク

Human Reproduction
https://academic.oup.com/
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