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胚にストレスを掛けることにより着床率が向上する

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胚にストレスを掛けることにより着床率が向上する

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体外受精において胚にストレスを掛ける効果
マンチェスター大学の研究チームは、「Reproduction」にて、体外受精において受精卵(胚)に軽度のストレスを掛けることにより、子宮への着床率が高まると発表した。

女性が35歳以下の場合、着床率は平均30%であるといわれるが、軽度のストレスを掛けた胚の着床率は70%程度であったと報告されている。

着床率
収縮・拡張によるストレス
今回の研究では、成長初期段階の胚に対して、培養液から何度も出し入れすることにより、水分の減少・収縮、水分の吸収・拡張を繰り返させ、ストレスを掛けた。

胚の収縮・拡張は、子宮への自然着床から妊娠成立に至る過程に似ているという。ストレスを掛けた胚は子宮内膜にしっかりと接着し、細胞内へ着実に入り込み、着床する可能性が高まることが認められた。

なお、今回の試験において、培養液からの出し入れのみでストレスを掛け、温度差によるストレスについては検証していない。

更なる研究の必要性
今回の試験結果より、環境的ストレスが胚に対して否定的影響を与えないと考えられる。今後は、成長後期段階の胚に対するストレス、異なる種類のストレスに関する検証が求められる。

論文主著者であり、同大学のピーター・ルアン(Peter Ruane)博士は、試験結果が体外受精に活かされ、着床率・妊娠率の改善につながることを期待すると述べている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

The University of Manchester
https://www.manchester.ac.uk/

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