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妊娠後期の日光浴時間が産後鬱に関係する

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妊娠後期の日光浴時間が産後鬱に関係する

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妊娠後期における日光浴の効果
サンノゼ州立大学の研究チームは、「Journal of Behavioral Medicine」にて、妊娠後期において自然光(日光)に当たる時間が少ない場合、産後鬱の発症リスクが高まると発表した。

これまで、自然光に当たる時間と体内のビタミンD量における相関関係は立証され、ビタミンD量の減少により鬱病の発症リスクが高まると報告されている。今回、自然光に当たる時間、ビタミンD量と妊娠期・産後の鬱病リスクにおける関係性が認められた。

産後鬱
自然光とビタミンDの関係性
研究チームは、カリフォルニア在住で第一子を妊娠・出産した女性293人を対象に、妊娠後期の日光に当たった時間・量、年齢、鬱病歴、社会経済的地位、睡眠時間を聞き取り、妊娠前後における睡眠に関する臨床試験を実施した。

妊娠後期が晩夏から初秋であり、日照時間が長い季節であった場合、日照時間が短い季節に比べ、鬱の兆候が少なく、産後鬱のリスクは減少した。一方、日照時間が短い季節に妊娠後期を過ごした女性は、産後、深刻な鬱状態になる傾向が認められた。

研究チームは、臨床試験結果を受け、第一子を妊娠している女性は、妊娠後期を過ごす季節・日照時間が産後3ヶ月における精神状態に影響を与え、短い日照時間は鬱状態になるリスクを高めると結論付けている。

同大学のディピカ・ゴヤール(Deepika Goyal)氏は、妊娠期の女性に対して、ジムなど室内ではなく、屋外でのウォーキングを推奨する。また、屋外であっても早朝・夜間では、自然光が不十分であり、ビタミンDは分泌できない。

ゴヤール氏は、日中の屋外でウォーキングなどの運動を行うことによりビタミンDが生成され、妊娠期の精神状態は健やかになり、産後鬱のリスクを軽減させると述べている。

(画像はPixabayより)


外部リンク

Springer
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